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中医学（漢方）について
中医学とは、中国における伝統医学のことです。
その特徴は、古代中国に起源を持つ思想である「陰陽五行説」を基盤としていることです。
中医学では、一つひとつの器官は独立して機能しているのではなく
経絡というネットワークにより全て関連し合っていると考えます。
わかりやすく述べると、
西洋医学が、「痛い」→「痛み止め」という対症療法をとるのに対し
中医学は、体全体のバランスを整えていく『バランスの医学』といえます。
そのため、中医学では個体差を非常に重視しており、同じ症状でも原因はそれぞれ異なると捉えます。
例え出ている症状が同じでも
人それぞれ性別や体質、生活習慣、社会環境、心理状態などが異なるため
その人に合わせた治療をします。
国産生薬について
現在、日本で使われている漢方薬は、残念ながらほぼ海外産です。
日本国内で生産できる生薬もありますが、コストが高くなるため価格が数倍以上になってしまいます。
病気治療中の方には、治療費でお金がかかる上に
漢方薬を国産を選ぶことにより更に治療費がかかるのは
現実的ではないなと個人的に思っていました。
そこで
病気になる前に、健やかに過ごせるよう取り入れる漢方茶は
できるだけ日本産のものを使いたいと思い活動しています。
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